釣りでハサミは糸・ラインを切るのはもちろん、エサが入った袋を切ったりとなにかと使いますね。
文房具用のハサミではすぐ錆び、切れなくなります。プライヤーと一緒で100均でいいじゃない?とか思っている方もいると思います。
釣り用に作られたハサミは、とにかく錆びにくく、よく切れるので、そのままキッチンバサミとして使えるものもあります。
プライヤーにラインカッターが付いていて、糸・ラインしか切らない場合は必要ありません。
今回はそんな釣り用のハサミ・シザース・ラインカッターを選んでみようと思いますが、高温で焼き切るものや、電熱線で切るものは除外します。
釣り用ハサミ、どんな時に使う?
まず一番は糸・ラインを切ること
なのでPEラインが切れることを前提としたいと思います。
袋を切る
エサが入った袋を切ったり。
魚を絞める
エラを切ったり、骨を断ったり。
魚を捌く
内蔵を出す際、お腹を切ったり内蔵を切ったり、釣り場で毒のヒレをカットしたり。
形状・特徴・機能
- クリップ・爪切り型
基本的に糸・ラインぐらいしか切らないという方、軽量でコンパクト。 - 収納・折りたたみ型
コンパクトに収納できる。 - ハサミ型
一般的なハサミの形状。使いやすい。 - 材質・素材
ステンレス
セラミック - 釣り用のものは基本的に錆びにくい(使った後、洗わなければ錆びます)
- 塗装・フッ素加工はより錆びにくい
- スプリング・バネ・ゴムの有無
- 落下防止のコードやロープが付けられるか。
- 先端が尖ったものや、丸いものがある。
釣り方に合わせたものを選ぼう
重さ
ほぼ軽いものしかないので気にする必要はないでしょう。
大きさ
大きな魚のエラや骨、ヒレを切る必要がなければ、小さいほうがいいでしょう
小さくて、持ちやすい、使いやすいものを選んだ方がいいですね。
釣り用ハサミ・シザース・ラインカッター 自分に合うのはどれだ?
もちろん好きなメーカー・ブランドで決めてもいいですが、一つのメーカーでもいくつかの種類を販売していたりしますので、参考までに選んでみました!
ダイワ 爪切り型 ラインカッター
爪切り型はPEラインが非対応や切り難いものが多く、切れ味も悪くなりやすいので、消耗品という感じになります。最大の特徴は小さいこと、荷物を少なくしたい場合に向いています。
力を入れやすいワイドボディーで、指当てディンプル付き、直刃と斜刃の2種類がある。
プロマリン 収納タイプ スライドミニハサミ
こちらもとにかく小さいのが特徴で、PEライン対応になります。ステンレス製で錆びに強いが、切れ味が悪くなったら交換しましょう。
ラパラ ラインシザース、かっこよくて安全
90mm、刃先が収納できるので安全。PEラインはもちろん切れますが、使いやすいかどうかは使い方次第だと思います。
第一精工 ラインカッターMCシザーズ
小さいハサミ型、長さ84mm、先開きを防ぐシリコンバンド付きで、先端が丸いので刺さらない。PEライン対応で、ラインだけを切る目的なら十分なハサミ。
PROX PEラインハサミ、とにかくコスパ重視、安い
105mm、特徴はとにかく安い。先端が尖っているので持ち運ぶ際は注意したほうがいいでしょう。ポケットに入れると破けるかもしれません。
PROX セラミックシザーズ フックシャープナー付
125mm、サビないセラミック刃を採用したPEライン対応のハサミで、指穴が大きく切りやすい設計で、便利なフックシャープナー付。
シャウト! PEシザース PEラインがスパッと切れると評判
ショートタイプ100mm、PEをシャープにカットするギザ刃仕様で、平らな所に置いても取りやすいピックアップポイント付。ミディアムサイズもある。
シマノ スパシザー、手袋をしていても使えるビッグホールハンドル
120mm、フッ素加工ステンレスでよりサビに強い。刃先がシャープとラウンドの2種類があり、カラーバリエーションもある。
シマノ バンノウハサミ、PEラインも魚を絞めるのもトゲを切るのもOK
195mm、フッ素加工ステンレスでよりサビに強く、最大の特徴はハンドルがシリコンで柔らかく、厚めのグローブをしていてもハンドルに指を通さなくてよい。
ささめ針 ヤイバ魚絞めマルチシザース、刃物で有名な岐阜県関市の刃を使用
サイズは4種類あるが、中型魚はミディアム162mm、小型魚にはミニ120mmがおすすめ。PEラインはもちろん魚がさばける、よく切れるハサミです。
家だけで使うものや、釣り場に持っていくもの、対象魚によっていくつかあるといいですね!
ここまで見ていただきありがとうございます。
より快適な釣りを楽しんでください!