新型コロナウイルスの出現により今までの生活が一変しました。手洗い、手指消毒、換気、マスク、そして密をさけるなどの新しい生活様式が実践される中で、釣りやアウトドアが大ブームだというニュースをよく見るようになりました。
釣りやアウトドア人口の増加にともない、いろいろな問題も増えてきたのも事実です。
その中で今回は釣り場のゴミ問題を私なりに考えてみました。
釣り場のゴミ問題は今始まったものではありませんが、釣り人口が増えればゴミも自然と増えてしまいます。
よく見かけるのは漁船などのロープに絡まった仕掛け、釣り糸、釣り針、仕掛けなどのパッケージ、吸い殻、飲み終わった空き缶、ペットボトルなどでしょうか。
ゴミを持って帰るのが面倒くさい、周りにゴミが捨ててあるからそのまま捨ててしまうなど、こういった無責任な一部の釣り人の為に釣り禁止の漁港が増えてきています。
釣り禁止の場所が増えてきている
最近よく「あそこの漁港が釣り禁止になった」などの情報を見かけるようになりました。ゴミ以外の問題もあると思いますが、汚いゴミだらけの釣り場はいい気持ちがしませんよね。
漁船などのロープに絡まった仕掛け、ルアーの針などケガをするおそれがあるので非常に危険です。
また釣りによって出るゴミは汚くて、臭いものもたくさんあるので持ち帰るのが嫌だと思う人もいるのでしょう。
しかし漁業関係者にとっては非常に迷惑で、ゴミをなくすために釣り人を追い出し釣り禁止にしてしまいます。
釣り禁止の漁港が増えれば、釣りが出来る場所を求めて同じ場所に釣り人がさらに集まり新たなゴミ以外の問題も起こるでしょう。
釣れた魚の放置
釣り場で干からびた魚の死体を見ことはありませんか?おそらく外道で釣れたフグなどをそのまま放置しているのでしょう。
リリースすればまた釣れるのが嫌だと思う人、またフグが釣れたと怒る人、鳥や猫が勝手に食べるからなどといった身勝手な考えで放置するのでしょうか。
確かにフグなどが釣れると餌の付け替え、ワームの付け替えなど手間は増えますが、釣れた魚にも命はあります。好きで釣られたわけではありません。
多くの釣り人は良識を持っていると思いますが、持ち帰って食べないならリリースするようにしてもらいたいですね。
釣り場の有料化
ある漁港では釣り人からお金を徴収し、その費用でゴミ箱を設置して管理していたので、釣り場にゴミはなく綺麗な釣り場を保つことができていました。漁港での釣りを有料化するのもひとつの案かもしれません。
できれば無料で釣りはしたいですね
水中のゴミ問題
釣りをすればルアーでの釣り、餌釣りでも必ず誰もが経験する根掛かり問題です。海中にはルアーや仕掛けなど根掛かりして海中に残された物がたくさんあると思います。
少しでも根掛かりを防ぐ為には仕掛けやラインの結束をしっかり勉強する、根掛かりしにくい場所を選ぶなど、これは釣り人が学ぶしかないかと思います。
私はFGノットを組むのに第一精工のノットアシスト2.0 を使用していました。外でもしっかりとFGノットがくめる便利アイテムです。
自然への影響
釣り糸の絡まった鳥、ビニールを餌と間違えて食べるウミガメなどニュースでもよく見かけますが、人間の身勝手な行動により生き物たちの命が脅かされているという現実をしっかりと考えるべきではないでしょうか。
結局は釣り人、一人一人のモラルやマナーの問題となり、それを無視する人も必ず一定数いるため簡単には解決できないですが、自分が出したゴミは必ず持ち帰るなど最低限のことはしていきたいと思います。これからも綺麗な釣り場で楽しい釣りができるようにしていきたいですね。
最後まで読んでくださりありがとうございました!