現在軽い手術をして治療中のため，釣りに全く行けない状態なので、大好きな漫画の記事を書こうと思います。
テーマは釣り
釣り漫画と言えば昔は少年やおじさんなど男性主人公のことが多かったのですが、最近は女性主人公の作品も増えてきて、中にはアニメ化している作品もあります。
そんな旬の釣りガール漫画の中から今回は5つの作品を紹介します。
放課後ていぼう日誌 小坂泰之著
あらすじ
主人公の鶴木陽渚は生き物が苦手で手芸が好きなインドア派。高校進学と同時に父方の故郷である海辺の町に引っ越すことに。
堤防の散歩中に「ていぼう部」部長の黒岩悠希と偶然出会い、ひょんなことからていぼう部に無理矢理入部させられてしまう。
最初は辞めようとしていたけど、釣った時の感触や自分で釣った魚を食べた時の美味しさに感動し、徐々に釣りにハマっていく。
今釣り漫画の中で一番人気があるのではないかと思われる本作。
主人公の陽渚が初心者な為、仕掛けや釣り方、何故釣れないのかなど、ていぼう部の部員から丁寧に説明があるので、初心者の方には楽しく学べる教材になりそうです。
基本的に部活の名前通りに堤防での釣りが多く、特にアジは仕掛けや竿を変えて色々な釣り方をしています。
堤防以外にも川やサーフ、無人島行ったりと幅広く釣りをしています。
釣ったら食べるが部のモットーなので、さばき方や料理しているシーンもあります。アカエイやエソなんかも食べてます。凄いね(笑)
釣り以外にもライフジャケットの大事さや、海に落ちた時の訓練、釣り糸放置問題、ルールやマナーなど大切な知識も学べます。
2020年にアニメ化しているので合わせてどうぞ。
スローループ うちのまいこ著
あらすじ
母の再婚相手と連れ子との食事会に気が重かったため、亡き父に教えて貰った釣りをしに海にきていたひより。
3月の海に入ろうとしている小春を止めようとしたことで二人は出会うことに。
ぐいぐい来る小春に振り回され、気が楽になったひよりが食事会に向かった先に待っていたのは…。
釣りを通して姉妹、そして家族の絆を結んでいく話の構成になっていて、ストーリー重視の釣り漫画だと思います。
釣りはひよりが父から教わったフライフィッシングがメインになります。たまにエサ釣りなども入りますが、海・川・湖・渓流どこもで基本フライです。
フライの基礎知識を勉強するならこちらの漫画をどうぞ。自分もフライは未経験なので、なるほどーと読んでいます。
絵柄は雑誌「まんがタイムきらら」っぽくかわいらしい感じですが、魚や釣具などはしっかり描かれているので、ただカワイイだけではないのです。
2022年1月からアニメも始まっているので原作を読んだらアニメも是非どうぞ！
カワセミさんの釣りごはん 匡乃下キヨマサ著
あらすじ
親の仕事の都合で福岡の田舎へ引っ越してきたカワセミ。
人見知りでクラスにも馴染めず一人ぼっちの所に、クラスメイトの金髪でヤンキー風のミサゴに、ちょっと付き合えと山に連れられて行くことに。何をされるか心配している所、渡されたのは釣り竿だった。
そこから始まる料理好きぼっちJK×釣り好きギャルのアウトドアライフ♪
タイトル通りカワセミが料理担当ですが、もちろん釣りもします。主に渓流・川釣りが多く、他に海釣りなんかもあります。
料理もメインで魚の裁き方や料理しているシーンも多く出てきます。アウトドアライフとあるだけに釣ってその場やキャンプ（コテージ）などで料理していたりします。
ただ調味料や分量などが詳しく載ったレシピはほとんど出てこないので、別途レシピはしっかり調べてから料理をしましょう。
カワセミとミサゴ、形は違えどお互いに友達が居なかった二人が、釣りやアウトドアを通じて友好を進めて行くのが尊いです。
今回紹介の釣り漫画の中で一番コミカルでパロディやギャグが多いかなと思います。
おひ釣りさま とうじたつや著
あらすじ
人々のライフスタイルが多様化するにつれ「おひとりさま」時間を大切にする女性は増えている。都内のOLとして働く上条星羅もその一人で、趣味の釣りはいつも「おひ釣りさま」。
海・堤防・サーフ・川に釣り堀などなど…様々な釣りを一人で楽しんで行く。
今回紹介する中で唯一の大人枠。趣味が釣りと言うことで、多種多様な釣りをします。
1話10ページ程で基本1話か2話で魚を釣っていく形なので、1話を読むのにそんなに時間が掛からないのでスキマ時間に読めます。
作者さんがしっかり事前に取材として釣りをしているので、仕掛けや釣り方の説明は分かりやすくされています。
海上釣り堀で青物を釣った時に「青です」とマナーとして周りの人に伝えるなど、へ〜な知識も得られる所も良いです。
おひ釣りさまの面白い所はなにより、星羅が釣りをしている時の心の声です。
顔はほぼ無表情ですがモノローグで語りまくりで、魚とのバトル時には例え話を入れてくるのですが、ツッコミ入れたくなるほど変な例えを出してくるので笑えます。
たまには普段とは違う釣りがしたいと思ったら是非おひ釣りさまをお読みください。やりたくなる釣りが見つかるかもしれません。
つりこまち 山崎夏軌著
あらすじ
「オリンピック!釣りで金メダル取りたい」9歳で南米一と言われるフィッシングクラシックで優勝したときのインタビューで語った館山マリモ。
6年後、実際にオリンピックの競技として釣りが選ばれて2年。マリモはある出来事のため釣りを楽しまないように、生活する手段としてしか釣りをしなくなっていた。
そんな折り、6年前のインタビューを見てマリモに憧れているテトラという少女が訪ねてきて…
話としては良くある、昔は凄かったけど理由があって今はやっていない系です。あらすじから分かるようにストーリーメインの釣り漫画です。
この記事を書いている時はまだ1巻しかでていないですが、仕掛けなどはルアーの説明が少しあるくらいですので釣り知識の獲得はあまり期待できないので、純粋にストーリーを楽しみましょう。
1巻はまだ普通の釣りバトルでしたけど、そのうち必殺技とか出てきそうな雰囲気が! なにせマリモさんが何度も背景にタカ（おそらく）を召喚しているので（笑）
2巻からは本格的にオリンピック目指して釣りの大会に出るようになるので、どんなバトルになるか楽しみですね。
絵が上手く、キャラはもちろんのこと竿やルアーといった釣具、なにより魚がリアルです。とてもデビュー作とは思えないです。
この漫画を読んでいて一番思ったことは、ライフジャケットは大事ということです。
おひ釣りさま以外女子高生が主役でした。ここで紹介してないのも合わせると女子高生×釣りが思った以上に多くてビックリです。
どれも面白い作品なので是非ご一読して頂けたらうれしいです。
ここまで読んで頂き感謝です。
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